2014年釣行記録               

   
    9月8−9日 9月:奥飛騨にて
    8月 22日 8月:船釣り(アジ釣り)
    7月 17日 7月:奥利根の大自然にて
    5月 29日 5月:暑い5月の釣り
    5月 23日 5月:気軽な釣り
    5月 14日 5月:森林浴満喫
    5月 02日 5月:早過ぎたか? 増水で諦め
    3月 31日 3月:春まだ浅い釣りの一日(丹沢ホーム)
    3月 21日 3月:様子見に長野県へ
    3月 13日 3月:養沢にて練習釣り
    2月 28日 2月の釣り初め

 


過去の釣行記 
        




奥飛騨にて (2014年9月9日) 


【奥飛騨再訪】
奥飛騨に来たのは何年ぶりだろうか? まだテンカラを始める前に餌釣りで来た記憶がある。
当時はここが有名なフライエリアだとは知らずに来たもので、温泉が一番の楽しみであった。
今回は以前左俣の写真を見て現場を見に来ようと思って来たものだ。

このエリアは雪深い時期からでも釣りができるのだが、終了は9月9日と他のエリアより何故か早いもので、禁漁直前の蒲田川はやはり混んでいた。 到着した日曜の午後、あちらこちらにフライマンがいてとても竿を出す気にはなれなかった。 ただ、川の流れを見ているだけで良かった。

写真@の栃尾付近の蒲田川は水量が多いですね。 昔はこの辺りから釣り上がり、短時間で結構釣れたのであったが。

     @【蒲田川】 水量はとても多かった



      A【蒲田川】この辺りにフライマンが多かった



さて翌日8日に左俣に向けて出発した。 左俣の地図を見ながら、凡そ徒歩1時間20分位で「わさび平小屋」に到着。 到着後、小屋近辺で電話の用事があったので電話しようとしたが、小屋近辺ではドコモは通じないことが分かり、致し方なく少し戻って電話することになった。 その間、二人組のフライマンに先行されてしまった。 

 その後、左俣の釣場をみるだけでもと思い、上流に足を運んだが、渓を釣り上がるのは止めて、さらに上側の林道(廃道)を歩いてみた。 これが残念ながら、酷い廃道で石のガレ場などもあり、歩くだけで疲れてしまった。(落石の危険もあり、ここは一人で来るような場所ではない)

二人組を上から見下ろし、さらにいくと屈強な若者が2名降りてきた。 渓で数日キャンプを張っていた様子。 さらに少し先に歩を進めたが、腰が痛くなり、戻ることとした。
同時に左俣の興味は何故か無くなってしまった。 (なあんだ、こんなところか と) 

左俣、どんなところか楽しみにしていたが、歩く割にはあまり釣れそうな気がしない。
今まで他の渓でいろいろ釣ってきたことを考えると、他のメンバーを釣れてきて釣ろうという程の渓ではないように思われた。

    B【左俣の下流】 わさび平小屋のずっと手前です


    C【わさび平小屋】


     D【小屋の先のブナ林が気持ちよい】




    E左俣の釣場開始場所 (私は釣りをせず、上から見下ろすことにした)


     F【左俣の二人組】を見下ろしつつ


    G【左俣を見下ろす場所からの景色】 ※残雪も見える



徒歩での帰途、小屋近辺に入渓したが、魚影が見えず直ぐに釣りは止めてしまった。

     H帰途、小屋近辺では魚の反応なし


あとの楽しみは温泉である。 釣友から聞いていた宿に宿泊したが、あいにく予約時間が遅すぎた為、夕食なしの宿泊となってしまった。 
しかし、宿の夕食にはありつけなかったが、温泉は素晴らしいものであった!
夜、深夜、早朝と3回も入ってしまった。 やはり温泉は源泉掛け流しであるべし。
(前日に立ち寄りした近くの大きな宿は、残念ながら内湯はカルキ臭かった)


     Iこの宿の温泉は素晴らしい


この宿では、宿泊者にブナの木がいただけるとのことで、庭に植えるべくブナの木をいただいた。
根廻りに土をつけなかったので葉っぱはすべて枯れたが、植樹したので一年後が楽しみである。

ということで、今回は殆ど釣りはしない旅となってしまった。
枝沢にも入ったものだが、足踏後があり、直ぐに退散してしまった。
やはり、漁期最後の日ともなると、皆ここに来る人が多いということを実感した。

今回の旅では、改めてこのエリアの温泉を見直した。
期間中、快晴に恵まれずロープウエーには登らなかったが、秋に妻を伴って紅葉時期に来ることを決めた。

    J立ち寄りの渓(あまりに美しい渓だったので写真を)


改めて、今回の一人旅は運動不足解消の旅でもあり、温泉エリアを見直した旅でもあり、「紅葉時期にまたおいで」と自然に誘われて決心がついた旅となった。
そう考えると来た意味もあるというもの。

会員の方、紅葉時期にここに来ませんか?
新穂高ロープウエーに乗り北アルプスの景色も一緒に堪能できますよ!











船釣り(アジ釣り) (2014年 8月22日) 


【数年ぶりの船釣り】
8月の暑い最中、船釣りに行ってきました。 今回は海釣りに精通している会員の康魚さんにお付き合いをお願いしました。 康魚さんが以前利用したことがある金沢八景の「黒川丸」さんに予約をお願いし、実現したものです。

黒川丸さんは狙いによって数船を出しており、今回はアジ釣り船をターゲットにさせていただきました。

朝5時前に康魚さん宅に立ち寄り、黒川丸着が6時5分過ぎ頃ですので、凡そ1時間15分位の道のりでした。 料金は6000円(netでのクーポンで500円割引適用)を支払、釣座の確保。
なお、道具のレンタルは基本無料です。(仕掛け代は別途200円)
※ご夫婦のペアで利用されると女性は半額になるそうで、ご夫婦で1万円で足りるようです。

7時30分の出船までは1時間半近くの待ちですので、この間に準備や朝食です。
今回の釣り座の位置は船の左側の後側に取りました。

【黒川丸(アジ船)】


さて7時半になり出船です。 
あまり土地勘はないのですが、モノレールを見かけながら、途中は八景島シーパラダイス付近を経由し、凡そ15分程で釣場に到着。
船長は魚探を見ながら停泊場所を決め、「さあ釣って下さい」の声で皆は糸を垂らすことになります。 カゴ釣りですのでカゴにコマセを入れ、さあ投入です!

【釣場に向かう途中】


最初の地点では、反応なし。 しばらくして場所を変更。再度開始になりました。 それでもなかなか釣果が出てきません。最初に釣り上げたのは、船首に近い方だったと思いますアジが釣れ始めました。

その内に康魚さんがキスを釣り上げました。 廻りの方々も釣れ始めしばらくして、私にアジが続けて2匹来ました。

【釣り始めは凪いでいました】


こんな形でポツポツ釣れています。
アジの大きさなは目測22cm〜25cmが多かったと思います。
途中、アジとは思えない程引きが強いことがありましたが何度かバレてしまいました。 また、大物かと思いきや、隣の方とおまつりになっていたことが数度。 その度に当方の仕掛けを切ったりということもあり、追加の仕掛けを購入したのですが全部使いきりました。

中盤頃、私に大アジが来ました。 とても強い引きで自宅で測定したら35cmのアジです!
大アジの強い引きは船釣りの醍醐味でしょう。岸壁のアジ釣りでは味わえない釣りごたえです。

終盤はサバを釣ったかたも多く、康魚さんも一匹釣り上げていました。 残念ながら私にはサバは来ませんでした。

私の釣果は9匹に留まりました。 数では満足できませんでしたが35cm、34cmの大アジがいたので今回の船釣りは満足度は高いです。

【康魚さん、尺超えの大アジです!】


本日の船釣りは午前11時半過ぎには釣りを終え、岸への戻りは12時です。
7時半出船、12時戻りですので凡そ3時間半の釣り時間でした。


翌日釣った魚は、アジのナメロウと大アジは刺身に姿を変え、自宅来客者と一緒に日本酒でいただくことになりました。
(アジの捌きは康魚さんのアドバイスの通り、三枚におろす前に皮を剥ぐ方が楽でした)


【ナメロウ、大アジの刺身】



久しぶりの船釣り、川釣りにはない大アジの強い引き堪能し楽しい釣りでした。
自宅から1時間半もかからない釣り場所、船釣りも捨てがたいものがあります。
何より食べる楽しみが船釣りの一番の楽しみでしょうか?
渓流offにはまた船釣りしたいものです。

船釣りに詳しい康魚さんからもアドバイス等いただき、楽しい釣りが出来ました。
康魚さん、ありがとうございました。












奥利根の大自然にて (2014年 7月17日) 


【天気曇り】
7月の半ば、何年かぶりに奥利根の大自然に接してきました。
今回の釣行は奥利根の下見ということで、”奥利根の旅人”主催の方に声を掛けて
いただき実現したものです。

当初、17日朝に合流する予定でしたが、用事を無理して片付け、民宿の夕食に間に合うように駆けつけました。 民宿は奥利根に一番近い「やぐら」です! 民宿到着後、部屋に駆け上がったところ聞き慣れたお二人の声がするではありませんか! 扉を明けて「お久しぶり」の挨拶で合流することができました。


この民宿は初めてですが、露天風呂がとても素晴らしいです! 温泉もとても気持ちよかった!
夕食の談笑後、早朝5時起床なので早めに床につきました。 
朝の夜明け頃、鴬の声が目覚ましとなり、気持ちのよい朝を迎えました。
宿から少し走ると奥利根湖のダムに到着です。 我々は当日9〜11人目になります。
ボートを下したのち、しばらくは湖面を走ります。 この時、大粒の雨に当たり 敢え無く断念かと思われる程でした。 今回の目的地”コツナギ沢”に近づくにつれ、雨足もあがりそうで 河口の景色にワクワクしました。

【大雨の湖面】


沢の入口で朝食ですが、ここでも鴬が歓迎の声を上げているように聞こえます。 やはり大自然の朝は気持ちのよいものですね!
また、お久し振りに会えたY氏との釣行、以前からの念願が実現できとても嬉しい気持ちです。

【コツナギ沢河口】




さて、釣行ですがコツナギ沢の河口は美しいものです。 もうここまで来ると、大自然の中に居るのを感じそれだけで幸せを感じますね!

河口近くの景色に魅入られながら程なく竿を出し始めました。 少しの朝もやの中での釣りは何と気持ちのいいことでしょうか!

【河口付近のコツナギ沢】


【朝もやの中の釣り】


さて、魚の反応は・・・ 河口付近では殆どありません。 あってもチビイワナであろう反応のみ。
奥利根の旅人曰く、この沢も大きなイワナはあまり期待できないかも・・・とのこと。
でも、素晴らしい渓相でもありイワナが居付きそうな場所に来ると反応があります。

【居そうなところに魚がいました】

諦めずに少しの淀みに狙いを定めると、来ました!  美しいイワナです!
24cmのイワナでした!  もう、この一匹で満足でした。  

【美しいイワナでした!】

同様に、少しの深みの場所はやはり反応があります。 同サイズのイワナを数匹釣り上げることができたのは嬉しかったです。
今回はあまり無理せず、ノンビリな釣り上がりでした。 気持ちいい釣り上がりで時間の経過も忘れていましたが、11時半頃に小休止でお昼とし、その後釣り上がりも適当に切り上げて釣り上がってきた道を戻りました。 

【美しい渓】


気持ちいい釣り上がり故、こんなに歩いてきたとは思えない位帰りが長く感じました。 2回目はもっと短く感じることとは思いますが・・・。

【談笑しながらの帰途】


沢の河口についてみると一艘のボートが接岸されました。 この時期でも山菜を取られるとのことです。 
曇り空の下、暑さも感じることなく今回はとても気持ちのよい釣行となりました。
お誘いいただき同行いただきました、奥利根の旅人さん、Y氏 楽しい釣りありがとうございました。













暑い5月の釣り (2014年 5月29日) 


【天気快晴】
5月の最終週、前回の釣りから1週間後にまた同じ川にいくことになりました。
今回は同行者の事情を踏まえて、楽な今回の場所を決めました。
 
すでに明るくなった早朝4時、康魚氏宅へお迎えに立ち寄り、東北道に向けて出発しました。

凡そ2時間半で現地A地点に到着。 すでに1台車が停まっておりましたが、1台ならばと気落ちせず、康魚さんは比較的歩きやすいこの地点で入渓をいただきました。 当方は、前回のリベンジすべくB地点へと向かいました。

【B地点では】
B地点はA地点より凡そ10分下流の場所です。
前回、釣り人が多く、釣果が無かったB地点、今回到着時は車が1台ありましたが、人影が見えません。 先行者か不明ですが、前回よりはマシと思い、入渓しました。
今回は珍しく、康魚さんに合わせて(前回テンカラ向きの渓ではないと思っていたので)餌釣りにしました。 とはいえ、餌釣り道具の殆どは別倉庫にしまって取り出す時間がなく、竿1本、仕掛け1本での挑戦です。 

入渓場所はゆったりした流れの場所。 普通でしたら見逃せない場所です。
さて餌を付けて流すのですが・・・・ 前回同様反応がありません!
またかと思いつつ、すこしづつ上流に向かいました。
結構流れのある場所での狙い所、そこで本日初めてのちびヤマメがでてくれました。
その後、ニジが二匹釣れ、その後瀬では少しのヤマメがでました。

凡そ3時間たったころ、5月にしては夏のような暑さで、気になる康魚さん地点のA地点に
向かいました。


【A地点】



康魚さんに来たイワナ



【A地点では】
このころ、A地点では高級な本流竿を駆使して、康魚さんは釣果を上げておられました。
平日でも何人か入っているという激戦区のA地点、ここではイワナ、ヤマメ、ニジとさらに、カジカをも釣って居られました。 A地点は変化に富んではいますが、比較的楽な釣り場所です。
古くから拘った餌釣りの仕掛けでの釣果とのこと。 大きさがもう少しあればとのことでしたが、ある程度は楽しめたのではなかったかと思います。

そして、暑い5月の一日、釣り終えてクーラーボックスに入れておいた冷えたノンアルコールビールがとてもうまかった!

A地点の少し下流


カジカも釣れるんですね!


【その後】
いつものお蕎麦屋さんで辛味大根そばの昼食を取り、その後は、随分前にいったことのある渓に行ってみました。 この渓は何回か来ておりますが水量がこれほど多かったことはありませんでした。 少し竿をだしたものの、その内、雷のゴロゴロが来たので、長居せずに退去しました。
帰途は温泉に立ち寄りし、ゆっくりと帰りました。

以前行ったことのある川 今までにない水量でした。













5月気軽な釣り (2014年 5月23−24日) 


【5月終盤の渓】
5月の終盤近い時期、里山に近い渓は緑が濃いですね。 そんな中、家庭サービスを兼ねて一泊の旅にでかけました。 私にとっては釣りが主体の家庭サービス旅行です。  この場合、いつものことですが、私は釣り/家人は車でお好きな所へ、時間待ち合わせで迎えに来てもらう。 一応電話が通じる場所での釣りなので、いわば「気軽な釣り」と言えるのではないかと思う。

釣り始めたのが10時過ぎなので、この場所は先行者があるのではないかと思いましたので釣れなくてもいたしかたがない、渓をぶらつくつもりの釣りです。 この場所は実は何回となく足を運んではいるのですが、本格的に渓に立ちこんでの釣りは初めてでした。 上流側がどうなっているのかを見てきたい、また広い渓での4.5m竿も試してみたい、そんな気持ちもありました。

この渓、やはり水の流れが清く、気持ちの良い場所です。 都会からわずか2時間ちょっとでこれるこの場所はありがたいものです。 ライズも少しあったのでやはり毛鉤を使ってやりました。 たまに毛鉤付近で”バシャ”と跳ねるものの、フッキングはしません。 この場合、よくあるパターンはチビヤマメが毛鉤の付近でバショっと跳ねるだけで大物はでてこないのは先行者があり、少し時間が経過した場合のパターンですね。 
遠くではライズが見られますが、恐らくそこまでは立ち込めない先行者ではないかと思います。 当方の竿でも届きません。
釣れないままでも、渓を見ながら2時間程渓に居ました。 結局時間が来たので、上がりました。



その後は、小渓に立ち寄り、30分位のつもりで釣り始めました。
この小渓、石がゴロゴロで歩きにくいですね。 また、上には枝が覆っておりますので直ぐに毛鉤を引っ掛けてしまいます。 
しばらくして、”バシャ”の音とともに、ちびヤマメがかかってくれました。 その後も反応があり、しばし楽しむことができました。 ちびヤマメだけでしたが、約1時間の小渓釣りとなりました。




さて翌日の土曜日は、朝食後渓に立ったので、先行者あり前提での釣りです。
毛鉤では無理と思い、餌釣りに変えての釣りです。 4.5m竿ですので遠くへは届きません。 餌なのでなんとか釣れるのではと思いながら、どこまで行っても反応はありません。

そのうち、上流に釣り人発見、近づいてお話を伺ったところ、下から釣り上がって来られたとのこと。 上には行かないとのことで、追い越しさせていただきました。
その後、釣り上がっても反応が殆どありません。 それもその筈、上流側には3名の釣り人がいるではありませんか!

土曜日だけあって、この渓で車停めた付近から4名の釣り人がいたことになります。
この辺りは渓が開けていることもあり、テンカラでは難しい釣りとなりますね。

いつもの温泉でゆっくりして帰りました。









5月森林浴満喫 (2014年 5月14日) 


【新緑の季節】
5月の半ばとなると、ここ群馬県の某水系は残雪も殆どなくなり、新緑が一番美しい時期ではないかと思う。 そんな中、新緑の森に染まるべく釣りをしてきました。
今回の同行者は年代的にはあまり変わらない(気持ちもずっと青春でいる)A氏です。

待ち合わせは数年前にも来たことがある、某温泉北側広場。 この待ち合わせ場所、以前は川原としての駐車場で待ち合わせには絶好の場所であったのですが、現在は広場に水が流れ込み、駐車場としてはあまり好ましくない場所になっていました。

1時間以上前に現地についたのでしばらく散策してみましたが、以前見た沢の流れ込み部分、以前は無数の魚影がいたのですが、今回は全く魚影をみることができません!
数日前にこの場所でベテラン餌釣り師が竿を出したのですが、全く釣れなかったそうです。
一体、どういう変化なのでしょうかね? 


【釣りより森林浴か】
さて、待ち合わせ場所に現れたA氏、車停めまで一緒に少し走り、釣り支度をして、渓に向かいました。 一般車が入れない舗装道を歩いて、渓への道を下って行きます。






渓に到着後、よくあることですが、渓に着いた辺りでは一般的に魚は釣れません。 この場所も同様で、少し歩いての釣り開始となります。
美しい森の渓は本当に気持ちのいいものですね。 さてしばらく歩いたのち竿を出し始めました。早朝の6時台です。 さて反応はと・・・。 二人ともなかなか反応がありません!

1時間以上反応が無い釣りとなってしまい、この渓に数十年と通っているA氏、今日は”ボ”の心配をしたそうです。 駐車場を思い出すと、もう放流を止めて魚はいなくなったのかと思い、
”ま、いいか こんな美しい森に来ただけでもマイナスイオンたっぷりの森林浴で散策だ!”の気持ちに半分は切り替わっていました。








そんな気持ちに切り替わった頃、本日の最初の釣果のイワナに出会いました。
型は21cm位でしょうか? 大きさの割には引きが良かったですね。




ほぼ、時間を置かずA氏に当たりが来て、4匹釣り上げた! とのこと。 ”う〜ん流石!です” 
さて、頃合い良し! と期待を膨らませ釣り上がりました。
しかし、しかしです その後は全く当たりがありません!
いけどもいけども当たりがありません。 やっと来たのが私の二匹目となった小ヤマメでした。

【追加写真2枚】



本日はこの程度で終わりかと思いながら、大きな滝にて、竿を振ったものの反応なし!
まだ11時過ぎの頃だったと思いましたが、一応林道に上がり、戻りの道を歩き始めました。
新緑に染まった渓を歩き、大きな滝もあり、山ツツジでしょうか? 赤い花が咲いております。

帰路、小さな橋に差し掛かったところは、水も少ない沢。 見るだけ位のつもりで降り、竿を出したところそこから小イワナが出ましたが・・・その後、魚影は殆ど見かけませんでした。

今回は森林浴満喫の旅の印象です。 やはり新緑の森で歩くのは気持ちの良いものです!
定番となった温泉に入って帰りました。
同行いただきましたA氏に、改めて感謝申し上げます。


















5月早過ぎたか? 増水で諦め (2014年 5月02日) 


【GWの時期に】
5月GW期間中とはいえ比較的人が少ないと思われる日を選び、自然渓流に接してきました。
今回の同行者も狸さんです。 場所は栃木県某川です。 釣行にはまだ早いとは言われてはいたのですが・・・来てしまいました。

GWでもあり、先を越されないようにと前日より車中泊で、夜明けとともに準備し出立しました。 渓に沿って歩きながら見下ろす川はいつもより水量が多いようです。 ここは採るような山菜などは期待できない場所です。 落雪で積もった雪が何箇所かあり、また落石したままの場所も数カ所ありました。 しばらく歩いているうちに、”ガラガラガラ・・・”の音 「危ない」の叫び声とともに私は駆け出した! ”ガラガラ、ドドン!”と、狸さんと私の間には落石したばかりの岩が転がり落ちた! 間一髪! あんな岩に当たったら骨折どころではありません! ホット胸を撫でた一瞬でした。 (皆様もどうぞ釣行時にはお気を付け下さい、特に新緑前の岩は積雪・落雪で脆くなっている部分が多いですので)

ここは熊の排泄物が多い場所ですが、行きは、上部が気になり熊の物にはあまり気が付きませんでしたが、帰途はやはり、熊の排泄物が多いことに気が付きました。


【増水だぞ】
さて、釣行開始場所に到着。 う〜んやはりいままでにない位の増水! 渓相も少し変化し、流れが変わっておりました。 いつも岩魚が出るここでという場所は逆にチョロチョロに変化し釣りになりません。 水量が多くなった場所でも魚の反応はありません。 今回は厳しい釣りになるものと覚悟。 最奥源流を目指そうとしていた狸さんも、諦めざるを得ない状況です。



出そうなところに毛鉤を落とすも、反応が全くありません!
今回、夜明けとともに出立したこともあり、ちょっと時間が早すぎたことも要因の一つです。




しばらく釣行を続けておりましたが、そのうち雲行きが怪しくなってきました。
「おかしいな、天気予報は晴れだった筈だか」と思いましたが、雷雲のような
雰囲気になってきました。
どうしようか迷いながら、お湯を沸かし、コーヒーを飲んで一休みして考える
ことにしました。

上に向かうか、他の渓を探すがお互い迷ったのですが、そのうち雨が少し
降ってきたこともあり、今回はこの渓では諦めることとしました。
(増水で最奥源流も目指せないこともあったためでもありました)





美しい流れを後にし、車まで戻りました。

さてその後、地図を判断にあちこちの渓を探し歩きました。
(その時点では雲がなくなり晴天になっていました!)
一つ気になる渓の奥まで車でいきましたが、道の最奥でも車が停まっているでは
ありませんか! やはりGWです!
その後も車を走らせ、あちこちへと。 最終的には林道に車を停めて、目測70m程の渓に
降りていくことにしました。  下の写真のような急峻な場所を降りていきます。



渓に降り立った場所は下の写真のように美しい場所でした!
下流方向を見ると、何とフライマンの姿が目に入りました!
狸さん、フライマンとお話したところ、まだ上流に向かうとのことで、
我々は遡行することを諦め、折角降りてきた場所をまた登り始める
ことになりました。 (体力の養成には大いに役立ちます)



ここは美しい渓だけでなく、新緑が気持ちいいです!
テンカラには難しいかも知れませんが、また来てみたい渓です。
(季節を感じる本当にいい時期です!)

(フライマン仰るには、ここも今日は水量が非常に多いとのこと)


今回、気持ちのいい渓を歩いた程度で終わり、岩魚ちゃんには出会いませんでしたが
季節を感じた一日でした。
温泉に浸かり、早々と帰宅の途に就きました。











春まだ浅い釣りの一日(丹沢ホーム) (2014年 3月31日) 


【場所決めまで】
3月最終日、急に釣行お誘いの連絡が釣友より入り、場所の選定に迷った挙句、丹沢ホームにいくことになりました。 ご承知のように、一般渓流では既に解禁になっておりますが、今年の山は雪が多かったためこの時期では難しいと思われたのでこの場所になったものです。 

なお釣友はこれからは狸さん(本人の了解済)と呼ぼうと思います。
(よく見れば、つぶらな瞳が信楽焼の狸にイメージが似ている)  

狸さんは次回釣行の下見ということで世附に行きたかったのですが・・・。
※実は場所決め後分かったのですが、共通の釣友フライマンA氏が”世附で前日爆釣した”
 とのことでした。 この報入手が遅すぎました。狸さん大きく残念がっておりました。


【今回の丹沢ホームでの釣りは】

場所は行き慣れた”丹沢ホーム”です。
朝4時過ぎに自宅発、狸家に5時前に到着、7時前に丹沢ホーム着。

到着時、宿泊客らしい車が3台のみで、釣り客はまだいないようでした。
入漁券を購入し、下流の駐車場にて準備。
最下流の少し上から渓に降り立ちました。
渓は前日の雨で増水しており、これほどの水量はいままでに見たことがありません。

(増水状態)                        (残雪もあり)
 
この時期、場所によっては残雪があり、早朝はまだ寒いこともあり、沈ませ釣りで開始しました。 

釣り始めから間もなく、やはり一番目に来たのは狸さんでした。 
狸さん、その後もバンバン釣り続けたようです。 当方はボチボチという状況。 
日が高くない状況では沈ませにしか反応がありません。 
そのうち、日が高くなった10時過ぎ頃でしょうか、やっとドライに反応が出てきました。 

吊り橋からは二手に分けれての釣りとなり、狸さんは右手渓、当方は左手渓です。
 

11時半頃、当方は先にあがり駐車場にて狸さんを待っていた所、満足気な顔で狸さん現れました。 顔からは"爆"が読み取れます。(どうやら飽きる程釣ったようです) 

昼食している時に、フライマンが上がってきました。
  フ 「釣れています?」
  狸 「バリバリ!です!」
  フ 「本当ですか! 下からは全然釣れませんでした!」

昼食で一息ついて、さあ午後からの開始です。 午後は最下流から始めました。
 

程なく、我々の上流側にフライマンが居ることに気が付きました。 
2時間程釣りましたが午後はお互い釣果はゼロ!。 先行者有りの後はやはり釣れません。 

3時に終了で帰宅の途に着きました。
やはり自然渓流とはいえ慣れた管理釣場ではイマイチ気分が盛り上がりません。 
ドライに "バシャ!"  "その後の手応え!"を一般渓流で感じたいものです!
その季節はもうすぐです!

【帰途の立ち寄り湯】

帰途、初めての温泉に立ち寄ることにしました。 
「さがみ湖温泉ゆるり」は1年前に開館となった温泉で、入場料900円(平日)でタオル付き。 
さがみ湖リゾート(旧ピクニックランドと思われます)内にある温泉で、炭酸温泉・サウナ・など施設は充実しております。 
リゾート内入場料を取られますが、温泉だけの利用者はリゾート入場料は返金されますのでご安心下さい。

春まだ浅い 暖かい 釣り日和の一日でした。










様子を見に長野県へ (2014年 3月21日) 


里は春めいてきた季節、一般河川へと足を向けたいところです。 今年は雪も多くまだ早いように思いますが、様子を見に長野県へと足を運びました。 (実は温泉旅行を兼ねてなのですが・・・)

前日の生憎の雨で水量も多いようです。 天気は朝からは曇り。 宿の朝食後の時間を使い、少し渓を見に行きました。 途中の山道、舗装はされているものの、正にアイスバーン!
轍が凍っておりゆっくり車で走っても、氷の上で滑るのがわかり、低速度でも恐怖を感じます!

さて橋からの渓の眺め、やはり残雪は多く、危険が多そうです。
私はいままでに雪上での釣りはやったことがなく、この残雪ではとても食指がわきません。




それではもっと下流へと探しました。 もう里川に近いところでしょうか? お一人、釣り人が準備を為さっておられるではないでしょうか。  お聞きしましたところ、漁協の方でした!
「今年は放流をしていないので少ない」とのこと。 

雪もパラパラ降ってきたこともあり、少し渓を観察した後、今回は釣りを諦めることにしました。
やはり、残雪での釣りは私の柄ではありません。
新緑が始まった季節に来たいものと思います。
皆さんも待ち遠しいことと思いますが、もう釣りの季節は目の前までに来ております!
その前に、お花見でもして、慌てずに釣りにいくことにしましょう!









養沢にて練習釣り (2014年 3月13日) 


3月三寒四温の季節でしょうか、昨日は暖かく釣り日和でしたが、本日は曇り&雨の天気予報で気温もそれほど高くはありません。 伊豆での釣行を考えておりましたが、強風注意報とのことで急遽、養沢毛鉤専用釣場(以降養沢)にての練習釣行となりました。 

この養沢には以前数度足を運んだことがありますが、今回は養沢が初めてというお二人とご一緒させていただき釣りをしてきました。

朝4時半に一人目宅にお迎え、朝5時10分に二人目宅、そこから凡そ1時間の道程で、東京都あきる野市の養沢毛鉤専用釣場に到着です。



都会と違って、やはりこの辺りは温度が低めで雪も少し残っている箇所があります。 あの大雪では1m近く積もったのではないかと思われます。
養沢のオフィスはログハウスのとても綺麗な建物です。(以前より全体が綺麗になっておりました) 当釣場の入場料は4500円(1日)とチト高めですが、その分近いので我慢ですね。 ここでは コーヒーがフリーでいただけるとのこと。(コーヒー代込と思えば普通かも)

まずはログハウス下のポンド的な流れで釣り始めました。 
意外や意外、この寒さでも反応は上々・・・。 早速、沈めの達人T氏がニジとヤマメをポンポン
釣り上げております。 方や私は釣り落としもありなかなかフッキングしません。
もう一人の餌釣りのベテランM氏は、この時期のテンカラに苦戦しているようです。

かなり長い時間をこのログハウス近辺で釣りをしておりました。その内、二人で上流に行くことにしました。 なにせこの養沢は4kmもある渓流釣場です。 上流にいくに従って残雪箇所も多く(といっても釣場には殆どありませんが)気温も寒くなってきました。 やはり上流のほうが釣りにくいですね。
途中、フライマンにもお会いしましたが、かなり小さい毛鉤をご使用の様子でした。

      上流で釣れました(ブラウントラウトでしょうか?)
       


しばらくして、やはり下流のログハウス近くが釣りやすいとのことで、戻りました。
ここから釣り上がっていきますと、結構今度は私の毛鉤が当たりで、バシバシ来ましたね。 午前は黒系のT氏に当たり、午後はクリームイエロー系の私に当たりと午前・午後では随分違うようでした

その内、橋の近くで体高のあるヤマメを釣り上げました。 見ると目印(バッジを頂ける)ヤマメではありませんか!



しばらくしてログハウスに戻り昼食タイム。 ログハウスではカップ麺が販売されており
これで昼食をいただきました。 (平日は近隣のお蕎麦屋さんがお休みとのことでした)
食事後は二時間程遊んで、釣りは終了となりました。

途中、”瀬音の湯”の温泉に浸かって帰途となりました。

ここが初めてのT氏、いいペースで釣り上げ楽しんでいただけたようです。
この時期の慣れないテンカラで苦戦したM氏、でも結構釣り上げお持ち帰りいただいたようです。
目印ヤマメは自宅で塩焼きとなり、家人の口に入りました!

今回も楽しい釣りができ、同行頂きましたお二人には感謝です!
ありがとうございました。 今度は木々の新芽の季節にまた渓に行きましょう!


下記”TOPへ”のガイドは、いただいたバッジで作成しました。







2月の釣り始め (2014年 2月28日) 


 2014年の釣りの開始となりました。 今年は例年にない大雪で、山ではあちこち残雪が残っている中ですので、場所は限られております。 
 いつもの管理釣り場「うら丹沢」は連絡が付かないということで、大雪の為閉鎖されているとの想像で、丹沢YGLに行くこととしました。道中、二日酔いの釣友を伴って、凡そ1時間ちょい遅れの8時15分頃の到着だったと思います。

 しかしこの場所、ナビが付近到着で案内終了したのですが、地図ガイドが無いため、少し迷いがありましたが、何とか広い駐車場に到着。 もうすでに7台位は駐車されておりました。

駐車場にて着替・準備後、下流に向かって少し歩き、ロッジに到着。 
渓ではすでに数名の方が竿を振っていました。  入渓料は3000円です。
(ここはC&Rなので持ち帰り不可です)
 

初めての渓ですが、久々の自然渓流の管理釣場であり、やはりワクワクしますね。
今回は前日ヤマメ用に毛鉤を沢山(一種類)作ったので、楽しみにしておりました。
ところが、ところが 他の管理釣場でヤマメ爆釣した毛鉤には一向に反応してくれません。
 

本日は4月半ばの気温ということで、ドライ(に近い毛鉤)に反応してくれてもいいじゃないかと
釣り師の思いを無視するように、魚類は毛鉤を無視してくれます。
昨夜作成の毛鉤は諦め、とっかえひっかえしても、反応してくれません!
いままで、短時間でこんなに毛鉤を変えたことがありませんでした!
 

そのうち、沈めた毛鉤になんとかニジが上がってくれました。
(ここのニジは綺麗でいずれも大きいサイズでした!)
方や二人の釣り友は、少しずつ釣果は上げているようです。
下流に行くにしたがって、かなり源流に近い渓相でしたね。


渓から上がったのは15時30分頃だったかと思いますが、川辺での食事以外は
ずっと釣っていたので、結構腰が痛くなりました。
今年はじめての釣行はこんなものでしょう!

春を感じさせる、暖かい2月の釣行で、何もかも忘れて釣りに没頭できた一日でした。
(心地よい疲れで夜も熟睡できました)